基本の経済指標で、これからの、為替の動向を占う
こんな本を読んでます。
投資戦略の発想法最新版 著者:木村剛 出版社:アスコム サイズ:単行本/439, 発行年月:2005年08月 |
って書きましたが。
この本に、気になる事が書いてあったので。
ちょっと紹介です。
なにかって言うとですね。
長期(30年以上を目処)で株式投資をすると
そのリターンは 12~13%に収束していく
らしいのです。
これは、長期投資家には、嬉しい話ですね。
よく言われている
インデックスファンド買って、長期で持ってると
12~13% のリターンがあるって事なので。
その説明で使われているのが、この表なんですけどね。
▼[株の保有年数] と [リターン] の分布図です。
Excel で、地味に作りました。
データ元は、日本証券経済研究所 が、公開してる
このデータ --> 第一部市場収益率 ※PDF 15KB
保有年数が少ないとブレがありますが
徐々に、リターンが
10%ちょっとの所に、集まって行っているのが分かります。
期待値は、確かに、12~13%になりそうです。
ただですね。
私、この表をシコシコ作っている時に気付いたんですが。
年数長くなれば
リターンがある値に収束している様に、見えますが。
これ、単純にデータ量が少ない事も効いてるんですよね。
# 保有期間50年のデータは、1種類しかないけど
# 保有期間1年のデータは、約50種類ありますもんね。
ということで、補足材料として、もうひとつ表を作ってみました。
▼[購入年]/[売却年] 別、マイナスリターンの分布
1987年まで
株に投資して、マイナスリターンになることは
ほとんどなかったんですね。
そして、最近は・・・
株価の平均リターン 12~13% は
高度成長期の高いリターンがあったからこそ
という感じがします。
成長期は、何度もないので、これからは・・・
どうなるんでしょうねぇ? ('_'?)
で、まあ、私の結論は
株のインデックスに長期投資して
12~13%は、ちょっと無理な気がします。
・・・残念ながら。 (^_^;
長期投資といっても
これからは、トレンドを見極めて、売ったり買ったりしないと
数十年が、パァになるかもしれませんねぇ。
現に
1989年に株買った人は
まだ、トータルマイナスです。 (-_-;)
ということで
そう!!ニュースを、よく見ましょう。
おまけ | |
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[購入年] ⇔ [リターン] | [売却年] ⇔ [リターン] |
表を作った元データを見たい方は、こちら ※ EXCEL 100KB
(整理してません。)